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MacBook Pro 17インチユーザは、MacBook Pro Retinaディスプレイにスイッチできるか?

CategoryMacBook Pro 17インチ (Mid 2010)
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どうも、Jack です。

MacBook Proユーザは数多くいますが、そのなかでも17インチのMacBook Proユーザはあまり多くないようです。どこだかの数字によるとMacポータブルユーザのなかでも、17インチユーザは5%程度だとか。MacFan 誌の読者アンケートでも17インチのMacBook Proの人気はあまり高くないようです。

しかしオレにとってはMacBook Pro 17インチは至高のMacです。画面の大きさはそれだけで “善” です。さらにPCIエクスプレスカードを備えたポータブルMacはこれとユニボディ以前のMacBook Proだけです。これらこそPro機の名にふさわしいモデルだと思っています。

そのMacBook Pro 17インチを使っている立場として、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルをどのように捉えるか。言い換えれば、MacBook Pro 17インチユーザはMacBook Pro Retinaディスプレイモデルをゲットしたら幸せになれるのかという問いがあります。それについて本エントリで考察します。

MacBook Pro 17インチを過去2年間利用してきたものとして、まず結論から申し上げます。

MacBook Pro 17インチユーザは、MacBook Pro Retinaディスプレイにスイッチする前に十分に検討した方がいい。

MacBook Pro Retinaディスプレイは間違いなく未来をビンビン感じさせてくれるマシンです。未来志向という点において多くの魅力をこのマシンは備えています。オレ自身、このMacBook Pro Retinaディスプレイにはかなりの満足を感じています。しかしながら、MacBook Pro 17インチに親しんだユーザにとっては、それを減じるデメリットも確かに存在すると思うのです。

ここで多くの Mac ファンに読まれたであろう林信行さんの下記の記事を参照してみたいと思います。この記事はWWDC 2012現地リポートとして基調講演当日に発表されたものです。

 ITメディア 「次の時代を切り開く「MacBook Pro Retinaディスプレイモデル」速攻レビュー

林さんの MacBook Pro 17インチに対する評価をこの記事から引用してみましょう。林さんは、MacBook Pro 17インチユーザはMacBook Pro Retinaディスプレイにスイッチが可能だという立場で述べています。

「時代の節目を感じさせるマシン
 これまでちょっと冒険をして、初代iMacやiBook、Mac mini、MacBook Airといった、新しい時代を切り開いてきたマシンを手にした人たちは、次の10年を先取りするマシンとして、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルも是非入手してほしい。同製品の発表にあわせてMacBook Proから17インチモデルが消え去ったことを悲しむ人もいるかもしれないが、そうした人たちはRetinaディスプレイモデルを買うべきだ。

(略)

バッテリー駆動時間も公称値(Webブラウジングをしながら測定)で約7時間を確保しており、17インチモデルの存在意義は物理的なスクリーンの大きさくらいしかなさそうだ。荷物を重くしたい、などという特殊な理由がない限りは、17インチモデルを買う理由は見当たらない。」


林さんはMacBook Pro17インチのユーザに対して、Retinaディスプレイモデルを買うべきだと述べ、「特殊な理由がない限りは、17インチモデルを買う理由は見当たらない。」と断言しています。

WWDC 2012現地リポートということで、新製品の発表という熱気あふれる中、また限られた時間での執筆作業であるようですが、その点を割り引いたとしても「レビュー」と称するにはやや乱暴な筆致であるように思われます。(絶賛ばかりではなく冷静な視点も求められると思います。)

まずMacBook Pro Retinaディスプレイの15インチと物理的なサイズについてですが、17インチユーザの目からすると、やはり寂しさを感じます。システム上、解像度を1920 x 1200に変更することができますが、MacBook Pro 17インチのように快適にアプリケーションを使えると即断するのは早計でしょう。

自分が試した範囲では、ファインダーの操作、GarageBandの操作では1920 x 1200は問題ありません。けっこうイケます。しかしこの解像度では字が小さいので不向きなアプリケーションもあります。MacBook Pro Retinaディスプレイにおいては、横1440または横1680で使うのが基本だと思います。この場合、17インチユーザには横240ドット以上足りないのです。これはきわめて大きな差です。

MacBook Pro 17インチのもつ物理的なスクリーンの大きさはそれ自体がメリットです。17インチから15インチにスケールダウンすることが、液晶のretina化で補えるかどうかはユーザの感じ方に大きく左右されると思います。気になる17インチユーザは少なくないとオレ自身は思いますね。

そもそも林さんはMacBook Pro 15インチをこれまでお使いだったので、17インチの持つメリットをよくご存じなかったのだと思われます。旧モデルのMacBook Pro 15インチユーザであれば、MacBook Pro Retinaディスプレイに移行するのは、次に述べる点を除いては、なんら問題ないでしょう。

つぎに林さんが言及していない、Retinaディスプレイに対応したアプリケーションがまだ少ないという事実も十分留意されるべきでしょう。多くのユーザが使用している有名なアプリケーションが現時点でRetinaディスプレイにまだ対応していません。アップルの iWork シリーズ、Logic Proですら対応していません。この点ではRetinaディスプレイは先を行っており、ソフト側が追いかけるという格好になっています。

しかし、Retinaディスプレイに対応していないアプリケーションを常用するのは厳しいといえましょう。現時点で、メールやサファリ、テキストエディット、iLife、Aperture、Final Cut Proあたりをメインでお使いの方にはMacBook Pro Retinaディスプレイが最高のマシンたり得ましょうが、Office for Macをメインで使うことを希望するユーザにとって最高かどうかはオレにはわかりません。まだ対応に時間がかかることを含み置くべきでしょう。AdobeのPhotoshopやOffice for Macのような巨大なソフトウェアをRetina化しようとしたら、数ヶ月、ことによると1年ぐらいかかっても不思議ではないです。(逆にReederのように軽いソフトウェアはRetina 化のフットワークも軽いですね!)

結論を繰り返しますが、MacBook Pro 17インチユーザが、アップルの次世代ノート型MacであるMacBook Pro Retinaディスプレイに容易にスイッチできるとは考えていません。物理的なサイズがどうか、メインで使用するアプリがどうか。この2点のハードルがクリアになってこそ、17インチユーザは新しいマシンを自分のものとして、しかと受け止めることができると思います。

ちなみにオレのケースですが、Aperture ばかりメインで使用しているので、MacBook Pro Retinaディスプレイをゲットできて超幸せでーす。Retinaディスプレイに対応したApertureはほんとに素晴らしいですよ。15インチという大きさは17インチユーザにはデメリットなのですが、そこは全画面表示でショートカットを駆使するというやり方でしのいでいます。むしろショートカットでポンポン操作する方が快適です。さらにMission Controlを駆使して画面をガンガン切り替えていけばいいのです。Lion, Mountain Lion 時代は、Snow Leopard時代とは違った考え方、アプローチで Macに向かい合うことで使いやすくすればいいのでしょう。^^



USB 3.0 対応のWestern Digital 社の外付ハードディスクです。



こちらは2TBです。


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