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落語「壷算」に学ぶ、アップルストアでMacBookを値切る方法

CategoryMacBook (Late 2008)
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アップルストア銀座で、MacBook 2.0GHz (Late 2008) を買ってきました。

macbooklate2008a.jpg

銀座店で買うと、 Ginza というシールが貼られてきました。
macbooklate2008b.jpg
なんだか剥がすのがもったいない気が。。。本末転倒です。

昨年10月の「The spotlight turns to Notebooks.」と題されたアップルのスペシャルイベント以来、欲しいなぁと思い続けてきたアルミの MacBook がようやく手に入り、とてもうれしいです。(オプションはUSキー、4GB メモリです。あと、HPのプリンタ。)

***

さて、本エントリのテーマはアップルストアでの値切る方法です。アップルストアに入りますと、アップルストアでは定価販売しかしませんよ、というような空気感が漂っているように思うのはボクだけでしょうか。しかし、サブプライムローン問題以降のリセッション下、アップルストアに訪れるお客さんからの価格圧力は店員さんに十分つたわっているのではないでしょうか。であれば、多少の割引は聞かせてもらえるのではないか。

結論からいいましょう。値切れます。というか、ボクの本日の買い物はディスカウントしてもらいました。

アップルストア銀座の前に、ビックカメラ有楽町店に行きました。本日時点で、ビックカメラでは MacBook 2.0GHz が 4000円引きの、144,800円プラス18%ポイント還元でした。これはなかなかお買い得のように思えますね!
macbooklate2008c.jpg
けっして悪くない取引です。

ビックカメラから徒歩5分のアップルストア銀座でもぜひ割引してほしいと思うのは人情です。じじつアップルストアの店員さんは価格をチェックしているそうです。

***

さて一般に、買い物の極意とはなんでしょう? こういうときは古典落語「壷算」を紐解きましょう。大阪の瀬戸物町に壷を買いにいく徳さんが、買い物のコツを教えてくれます。

徳さんいわく、

「買い物には上手下手ということでもないけれども、ちょっとした持っていきようが大事や。まず商人(あきんど)に足下を見られんように、せんならん。これが一番肝心なことだ。」

たとえば、紋付の羽織が欲しいとき、

「店に入って『紋付の羽織をおくれんか』というようでは、人間としてはいかんぞ。似たようなもの、違うものである『縞物の羽織を見してくれ』といって、口で傷をつけぇ、ケチをつけんかい。『縞柄がぼやけてる』とか『裏の模様がおもろない』とか、なんとでも言いようがあるわい。

『どうも、気に入ったんがないがな。せっかく入ったんや。素手で帰るわけにもいかんなあ。どうじゃい、ついでに紋付の羽織があったら見してくれるか』と、これや。ほんまはこれが買いたいのやで。けども、

『ついでに紋付の羽織があったら見せてくれるか』

と。「ついで」ということにせえ。これが持っていきようや。

出された紋付の羽織が、『紋も合うたある。裏の模様も面白い。裄丈もきっちりや。なんぼや』と言うてみい。『ほほーん、気に入っとるなあ。』てなもんや。『少々高うても買いよるなあ。』と向こうが思いよったらやで、15円のもんでも、16円、17円と高う言いよる。掛け値しよるってもんや。

けれどなんじゃいな、『裏の模様も面白ろないやないか。裄丈もあわん。だいぶ大きいぞ。どっちみち仕立て直さんならんのやけど、安けりゃ買うといてもええのやが、なんぼやな』とこういくわけやな。持っていきようや。

『ついでにー』ちゅうのと『安けりゃー』ちゅうのが、ないまぜになってやな。

『こら、うかうかしておった、買いよらんなー』ちゅうようなもんや。

『少々安うてもこの際売っといたほうが得かいな』と向こうが思いよったらやで、15円のもんでも、14円、13円と遠慮がでるわい、弱気になるわい。そこで、13円なら13円で手を打っておいてやで、初めて気がついたような顔をして、

『なんじゃいな、紋が違うやないかいな。紋代にもう1円引いといてーなー。』とこう言うてみぃ。上下5円からの開きができるやないか。ここらをもって「買い物上手、買い物天狗」てなことをいうのである。


***

ボクはこの落語を何度も聞いていますので、頭に入っています。そこで徳さんの教えに習って、「買い物天狗」になるべく、アップルストア銀座に勇んでいってきました。

ボク「まいど! ソニー VAIO "type P" ポケットスタイルPC、見してくれー!」

アップルストア「あの、うちMacしかやってないんですけど」

ボク「えろう、すんまへん」

いそいそと帰ってきました。

でも、やはり MacBook が欲しいので、もういちどお店に入り直しました。

ボク「まいど! MacBook Pro を見してくれー!」

アップルストア「はい、こちらです」

店員さんが、MacBook Proの売り場に連れて行ってくれました。ひとしきり眺めたあと、こう切り出しました。

ボク「このMacBook Pro は、縞柄がぼやけてるし、裏の模様がおもろない」

アップルストア「はぁ縞柄ですか? ユニボディなものですから。。。外側は表も裏も全部アルミなんです。」

ボク「あ、そうですよね・・・。すみません」

気を取り直して、強気に買い物をすすめました。

ボク「どうも、気に入ったんがないがな。せっかくアップルストア銀座に入ったんや。素手でかえるわけにもいかんなあ。どうじゃい、ついでに MacBook があったら見してくれるか」

アップルストア「MacBookはこちらにございます。一番人気のある商品ですよ」

そこで出されたのが、MacBook 2.0GHz。メモリ 4GBも搭載できて、USキーボードにも変更できる。これが欲しかった品なのです。

ボク「ユニボディの模様も面白ろないやないか。13インチのディスプレイサイズも合わん。HDDの容量もサイズも小さいぞ。どっちみち 500GBに換装せんならんのやけど、安けりゃ買うといてもええのやが、なんぼやな」

と、このように切り出しました。アップルストアの店員さんは iPhone の電卓機能を使って、ディスカウントした額を提示してくれました。しばらく粘ったのち、しめしめ。これなら購入 GO です。当初考えていた割引額に達しました。

ボク「なんじゃいな、iWorkのファミリーパックの在庫がないんかいな。Macとの同時購入割引として、もう3000円引いといてーなー。」

ボクはこの日買い物天狗になりました。支払いを済ませて、MacBookを携え帰ってきました。ハラショー。

***

具体的にいくらまけてくれたか、ここに記載するのは適切ではないと思いますので、それは止めておきます。しかしながら、アップルストアはけして定価販売ではなく、交渉の余地がありました。

ただ出たばかりの新製品や低価格商品は値引きは期待しない方がいいと思います。じじつ店員さんは「USキーモデルは先日まで値引きはしないことになっていた」と言っていました。新製品がでて3ヶ月ぐらい経った今ぐらいから値引くのかな。

アップルストアのオンラインでの発注だと、商品と価格とポチるボタン程度ですが、いっぽうリアル店舗ですと、店員さんとお話ししながら買い物ができます。これもまたひとつ店舗の魅力だと思いますね。

【参考URL】
はじめてのMacとして新型MacBookをポチった (おかゆ MacBook)
新型MacBookが到着しました (Updated) (おかゆ MacBook)
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