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時間管理はMobileMeのカレンダーに任せよう

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どうも、Jack です。

6月21日、iOS 4 がリリースされ、25日には iPhone 4 がリリースされました。この事実をもって「iOS時代」がついに到来したといっていいでしょう。 iPhone 4 はリリースからたったの3日間で170万台も販売してしまったとのこと。今年のヒット商品ランキングに入ることは間違いないでしょう。おなじく大ヒット中のiPadについては、iPad向けの iOS 4は秋になるそうなので、まだちょっとお預けです。アップルはいま iPad にたいして iOS 4をどのように展開したらいいか、いろいろと策を練っているに違いありません。iPhone、iPad、iPod touchというiOSプロダクトラインは、日を追うごとにその存在感を増す一方です。このiOS時代にその輝きにさらなる磨きをかけているのは、じつはMobileMe です。

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MobileMeは、アップルが展開しているクラウドサービスです。なかには、相当なアップルファンでありながら、MobileMeのメリットを感じず、使っていない方もいらっしゃるようです。MobileMeの前身である “.mac” 時代は、 ~@mac.com というメールアドレスがもらえたのですが、いまは~@me.com と、ややもすると味気なくなってしまいました。いったい MobileMeはどういうメリットがあるのかと考えているアップルユーザもいらっしゃるかもしれません。ボクは、iPad の登場によりMobileMeはその存在がグンと大きくなったと考えています。そして、iPhoneやiPadを買ったならば、つぎに買うものはMobileMeであると考えています。(ボクはMobileMeファミリーパックを使っています)本エントリでは、このMobileMe のカレンダーについて取り上げます。

MobileMeの前身である .mac 時代は、基本的にはMacのデータを、MacとMacあるいはPC間で連携させること、共有することが主眼にありました。たとえば、「iWeb」や「iPhoto」をつかえば、クリックひとつでホームページやアルバムをウェブに公開できました。さらに、「iDisk」へはデータを保存できたり、お気に入りを Mac で共有したり、ことえりの辞書やドックの配置を共有したりなど。.macの最大の特徴はMacOS Xにシームレスに統合されていることです。

そして2年前、アップルは.mac をMobileMe とサービスの名称や内容を変更し、モバイル指向のものへと作り替えました。たとえば iPhone と MobileMe を使っているユーザならば、連絡先・カレンダー・ブックマークが簡単にクラウドとプッシュテクノロジーで連携するメリットをご存知のはずです。とりわけiPhoneを買い替えたときは、まっさらな iPhone に、MobileMeの設定を施してやるだけでデータが勝手に空から降ってくるかの様を見るのは実に痛快です。さらに iOS 4 になってからはメモも同期してくれるようになりました。かつての.mac時代における MacとMac、あるいはPCというデスクトップ中心のデータ連携のあり方から、MobileMe時代においてはMacとiPhone、あるいはiPadというモバイル中心のデータ連携のあり方へと、アップルのウェブサービスは変貌を遂げました。

今年4月アップルは iPad を発売しました。多くの人は iPad で見るウェブやメール、YouTube 、アプリなどがあまりに簡単に扱えることに驚きを隠しません。しかし、ボクからすれば iPad の美しいカレンダー機能こそ、 iPad の魅力を引き立たせているのだと考えています。こんなにも大きくて見やすいカレンダーがあれば、紙の手帳、システム手帳はいらないのではないでしょうか。

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MacのiCal、iPhoneのカレンダー、iPadのカレンダー、Windows PC の Safari で見る me.comによるカレンダー。このMobileMeのもつ連携機能がたまらないんです。このデジタルデータの扱いのメリットを知ってしまうと、紙の手帳は不要に思えています。じじつ、ボクは2年前の iPhone 3G を手にしてからというもの、紙の手帳を止めました。2年間たったいま、なんの不都合も感じていません。そして、ことし iPad が発売されてから、毎日 iPad Wi-Fi + 3G を持ち歩いていますが、カレンダーが本当に見やすいです。カレンダーをすべてデジタル化するという2年前のボクの判断は間違っていなかったと確信しています。自宅の机の上のMacでも、ソファの上のiPadでも、通勤途中のiPhoneでも、オフィスのWindows PCでも、いつでも MobileMe カレンダーにアクセスできます。これこそがデジタル化の最大のメリットです。

ボクは偏狭なデジタルデータ主義者ではありません。アナログにもいいところがあるのは知っています。しかしカレンダーデータについては、デジタルで扱うメリットの方が遥かに大きいと考えています。



さて、MobileMeのカレンダーのいいところをボクなりの視点で取り上げてみます。

1. 誕生日カレンダー機能があるところ

大切なひと、とりわけ女性の誕生日を忘れてはいけません。必ず予定表に入れておきたいところです。親しい人にはプレゼントを送ったり、それほど親しくなければメールをおくったりすればいい。Mac や iOS 4においては、連絡先にいれてある人に誕生日の情報を入れておくとカレンダ上で誕生日が表示されます。これがいいんです!


2. カレンダーにレイヤーがあるところ

ボクはデフォルトの「ホーム」と「仕事」という2つのレイヤーを使っているのですが、会社で使っている Microsoft Exchange のカレンダーも重ねています。これでプライベートと仕事、 Exchange のそれぞれ3つカレンダーでスケジュールがバッティングしなくなります。現代に働くひと、とりわけ忙しい人はプライベートと仕事を完全に切り離すことなど不可能です。どちらもうまくこなしていくことが求められますが、このレイヤー機能がぴったりです。


3. Mac の iCal の印刷機能が高機能であること

カレンダーは、デジタルばかりではなくて、紙に印刷もできます。またPDFで印刷してメールでiPhoneやiPadに送ったりもできます。この辺の連携が好きです。ひとから「空いてる時間を教えて』といわれたとき、ボクはさっとiCal を印刷してPDFで送り、「ここから空いている、好きな時間を探して教えてほしい」と逆に尋ねたりしています。


4. ドラッグアンドドロップでカレンダーのデータを簡単に編集できるところ

iCalはもちろん、me.comのカレンダーもドラッグすればカレンダーデータが簡単に編集できます。いまのOSのiPadではそれほど簡単に変更できず、いちいち編集ボタンを押さなくてはならないないのですが、ぜひとも iOS 4でMacやMobileMeのようになってほしいと思います。


***

さて、最後に池波正太郎の随筆集『男の作法』をご紹介しましょう。「カレンダー」という題が付けられた文章です。

「  (われわれ(注:聞き手である編集者)の場合、なんとなくダラダラと時間が過ぎてしまい、気がつくともう何週間も何ヶ月もむだにしているということが多いのです。先生は毎日の一分一秒もむだにはしないで、時間を百パーセント、いやそれ以上に活用していらっしゃるようにみえるのですが、その秘訣は・・・・・・)

 割合うまく時間を使っているほうとは思うけれども、それでも自分が考えている通りにはなかなかうまくいかない。それくら時間の活用ということはむずかしいんだよ。
 ぼくは毎日必ず仕事だけはする。大きな仕事は三年間ぐらいの感じで予定を立てるわけだけれども、毎日暮らしている分のは日程表を三ヶ月単位でつけておく。三枚の日程表を持って、たとえば五月・六月・七月と並べて一覧できるようにしておくわけです。一枚一枚めくって見ると、仕事のボリュームが感覚的につかめないんだ。翌月、翌々月まで地図を見るように、一目でつかめるようにしておく。そして少なくとも三ヶ月先を見越した上で現在の時間を使っていく。

 「すべて前もって前もって・・・・・・」

 と、ことを進めていくことが時間の使いかたの根本なんだよ。あまりそういうことに気を使いすぎていてはのんびりできないというかもしれないが、クセになれば少しも気ぜわしくないんだ。

 余裕を持って生きるということは、時間の余裕を絶えずつくっておくということに他ならない。一日の流れ、一月の流れ、一年の流れを前もって考え、自分に合わせて、わかっていることはすべて予定を書き入れて余分な時間を生み出す・・・・・・そうすることが、つまり人生の余裕をつくることなんだよ。それをしないから、いざというときになって泡をくらっちゃうことになる、たいていの人は」

(池波正太郎『男の作法』92ページ、新潮文庫)

ボクはこの池波イズムを MobileMe 上で実践したいと考えています。

同じ本のなかで、時間について池波さんが述べている箇所があるので引用します。「約束」という題が付けられている文章です。

「われわれの仲間で、年に二回ある会合に必ず毎回遅れてくるのが二人いるんだよ。作家が五人集まるんだけど、いつも遅れるのは同じ二人。Aという人は都心から遠いところにいるが決して遅れない。タクシーだのハイヤーを使うと途中で渋滞したりする恐れがあるから、電車で一時間前に着いて、三十分ぐらいその辺でショッピングをしたり本を見たりして、定刻三十分前に来る。Bもだいたい同じようなこと。他の人に迷惑をかけてはいけないという気があるんだ。
 
 ところが、あとの二人のうち一人は絶対に間に合ったためしがない。たまに遅れてくるのはわかるよ。それが毎回なんだ。こういう人は、自分が持っている時間、自分の生きている時間の貴重さもわかっていないんじゃないかと思いますね。」

(池波正太郎『男の作法』95ページ、新潮文庫)

時間管理がまずいと、人間関係までまずくなってしまう。ひいては生き方そのものがまずくなってしまう。これでは社会はうまく回りません。逆に言うと、時間管理がきっちりすると個人の生き方に張りが出るということがあるのではないでしょうか。仕事にせよ、家庭生活にせよ、忙しい現代人にとっては、例えば MobileMe のようなクラウドサービスをつかってマニュアルの手間をかけずに、時間管理をきっちりこなすことが鍵なのだろうとボクは実感しています。

こちらは、新しいMobileMeカレンダーのベータ版プレビュー
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ボクもベータの申し込みを済ませています。 ^^




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