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MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの拡張性について

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本エントリでは MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの拡張性について述べます。

(注:2014年12月27日、2014年に発売されたMacBook Pro Retinaディスプレイモデルを踏まえて、加筆・訂正を行いました。)

MacBook Pro Retinaディスプレイモデルは拡張性が乏しい


MacBook Pro Retinaディスプレイモデル (15インチ)が2012年6月に発表されたとき、何人かの人がすぐに気がついたことは、メモリがオンボード直づけであることです。

従来の光学ドライブ搭載のMacBook Proはメモリをユーザが簡単に交換することができましたから、たしかにこれは気になる点です。「メモリが将来足りなくなったらどうするんだ」というわけです。

またMacBook Pro Retinaディスプレイモデルには、従来のMacBook ProにあったFireWire 800ポートやギガビットEthernetポートがありません。光学ドライブもオーディオライン入力もありません。

これらの事象を取り上げて、「MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの拡張性は乏しい」と考える人がいます。なるほど、たしかにこれまで取り替えることができたパーツが直づけになったり、これまで備えていた機能がなくなったりしたのですから、拡張性は乏しいのに違いありません。

MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの乏しい拡張性はデメリットか?


しかしMacBook Pro Retinaディスプレイモデルの拡張性が乏しいことはユーザにとってただちにデメリットとなると考えていいのでしょうか? 私の考えはノーです。たしかに拡張性があるに越したことはないが、乏しいことはデメリットだけではないと考えます。以下、私見を述べます。

メモリの直づけは薄くなることに寄与している


新しいMacBook Pro Retinaディスプレイモデルではメモリがロジックボードに直付けとなりました。これは本体が薄くなること、本体の重量を軽くすることに寄与していると考えられます。これは大きなメリットといってよいのではないでしょうか。

まず13インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルについて述べます。13インチはメモリ8GBを標準で搭載しています。現在の最新の Mac の OS X Yosemite は、メモリ 8GB もあれば不自由なく使うことができます

私は 2012年の MacBook Air を使用していますが、たったのメモリ4GBです。しかしなんら問題を感じておりません。重たいことをさせていないという事情もありますが、決して不自由していません。

ただし仮想環境をバリバリ立ち上げたり、アドビの重いソフトウェアを複数同時使用したり、Final Cut Pro でゴリゴリ使用する用途をお考えのパワーユーザもいらっしゃることでしょう。このような方々はCTO で16GB にすることをオススメします。アップグレード価格は19,600円です。

なお15インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルはメモリが標準で16GBです。

残念ながら13インチ、15インチともに、メモリ32GBを選択することはできません。しかし、16GBなんて一昔前の Mac Pro に載せているメモリサイズです。ノート型Macの通常使用においては、16GBは十分な容量と言って間違いないです。


MacBook Pro Retina ディスプレイモデルのストレージについて


従来のMacBook Pro (光学ドライブ搭載機種)はストレージをユーザが自由に交換できました。

しかし今のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルは、13インチモデルではストレージ128GB, 256GB, 512GBのいずれかが、15インチモデルでは256GB, 512GBのいずれかが標準仕様となっています。

現行のMacBook Pro Retinaディスプレイモデルでは購入時に選ばなくてはなりません。ここに窮屈さを感じるユーザもいるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

13インチモデルではストレージ128GBはやはり少ないというのが私の印象です。できれば256GB, 可能ならば512GBは欲しいところです。さもなくば外付HDDの活用を考える必要があります。

なお、両モデルともCTOで1TBに変更可能です。

MacBook Pro Retinaディスプレイモデルでは光学ドライブを排除されている


MacBook Pro Retinaディスプレイの特徴のひとつは、光学ドライブを取り外したことです。

たしかに CDをiTunesに頻繁に取り込んだり、DVD を Mac で頻繁に鑑賞したりしているひとにとってはデメリットといえましょう。

しかし光学ドライブを取り外したことで、同様に、MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの本体が薄くなり、本体の重量を軽くなることに成功しています。具体的にどれだけ減っているかはわかりませんが、ともかく重量 2.56 kgであったMacBook Pro 15インチが2.02 kgになっております。これはすばらしいことだといえます。

光学ドライブを取り外したことは MacBook Air が先に実現していたわけですが、その背景には音楽を販売する iTunes Store は世界で最も大きな販売店になったこと、また DVD はすでにレガシーの技術で、それほどきれいな画質でもなく、iTunes Storeや Huluのような会社が提供する動画配信サービスの方がすぐれていることなどがあります。

またMacのアプリケーションは Mac App Store で多く配信されています。Office for Mac や ATOK などもオンラインで販売されており、光学ドライブを必要としません。

せいぜい年に数回しかつかわない光学ドライブは外に出してしまえばよいというのは合理的な判断です。Apple USB SuperDriveはわずか7,800円です。サードパーティなら、デザインが劣るかもしれないが、もっと安いものがあります。さらに光学ドライブはそれを備えた別の Mac や Windows のものを借りることもできます。この場合は追加コストはゼロです。

FireWire 800ポートやギガビットEthernetポートが排除されていることについて


FireWire 800ポートやギガビットEthernetポートはThunderboltのアダプタがあることで賄えるということは指摘を待つまでもありません。オーディオライン入力もUSBで代替可能です。

まとめ:MacBook Pro Retinaディスプレイモデルの拡張性


以上、考察したようにMacBook Pro Retinaディスプレイモデルの拡張性は乏しいが、しかし実際上は問題ないと私は考えます。ある程度の拡張性を犠牲にして、薄型化・軽量化を実現しているMacBook Pro Retinaディスプレイモデルはもっとも望ましいスペックを体現しているハイエンドノート型コンピュータであると私は理解しています。

もし13インチのMacBook Pro RetinaディスプレイモデルのCPUを3.0 GHz デュアルコア Intel Core i7 processor やメモリを16GBにしたいとか、15インチのMacBook Pro RetinaディスプレイモデルのCPUを2.8 GHz クアッドコア Intel Core i7 processor 3.0 GHzにしたい、あるいはUSキーボードにしたい、1TBのフラッシュストレージを積みたい、という希望がある場合、アップルのオンラインストアのMacBook Proのコーナーから購入可能となっています。

現時点で、アップルのオンラインストアではすべてのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルが24時間以内に発送されます。
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