よく考えてみるとNTTドコモでのAndroid携帯電話は Xi でのテザリング機能が使えている訳で、iPhone 5がLTEに対応するとリークされていたのですから、その連想でテザリング機能が使えるであろうということは十分予測可能であったとも言えます。(同じ理屈で、今年の au の秋冬モデルのAndroid端末も同様にLTEでのテザリング機能を搭載してくるのでしょう。)しかしiPhone 5がテザリング機能使えることが公式に確認されたことはたいへんうれしいです。
そもそもテザリングの需要はノートパソコンを常に持ち歩いている様な層にあります。そんなひとたちはパソコンと一緒にモバイルルーターを持ち歩いて通信したり、Androidのテザリング機能を使ったりしていると推測されますが、全体から見れば少数派でしょう。すでにモバイルルーターという手段を置き換えるのならばわかりますが、「iPhone でテザリングができるから、ノートパソコンを持ち歩こう」というひとは、最初は面白くてやってみるかもしれませんが、次第にやらなくなるでしょう。軽量なMacBook Air にしても、目的もなく持ち歩くにはにはかさばるし、重いです。