Mac や iPod を使いだして気に入ったりすると、アップルの過去の製品たちが気になりだします。アップルの過去の製品たちを調べてみたりすると、過去のアップルに関わっていた人たちやエグゼクティブたちや組織などに関心を払うようになります。そんなことをしているうちにアップルについてのブログを書き始めたり、ポッドキャストをやり始める。最後には、スティーブ・ジョブズが好きだ、偉大だ、などと口走るようになります。この時点で、山本晋也カントクなら「ほとんどビョーキ」というであろう段階に到達します。
スティーブ・ジョブズが好きなら、そうなってしまえばいい。それが「Mac で英語をスタディ Part.2」の目的です。ジーパンに黒のタートルでもいいんだけれど、まずは声色から真似するところからいこうではありませんか。最初は「One more thing」や「Boom!」でもいい。
15分の内容を x1.5の速さで聞いて、10回~20回ほどシャドーイングします。そうすると内容がかなり頭に入ります。頭に入らなかったらさらに10回やりましょう。こうなると、ふとした瞬間に「Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards」などと勝手に口をついてでます。こうなったらしめたもの。終了です。
Quicktime では部分的に繰り返すこともできます。
任意の場所を無限回リピートできます。
この機能を有効利用しましょう。
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次にシャドーイングするのは Apple Quick Tip of the Weekです。Mac に関して1分ちょいのエピソードが聞けるこのビデオは39本公開されています。出てくるひとたちもアジア系、白人、黒人と多彩です。教材にふさわしい。
Joy。SFに出てきそうな美人。こういう人に One to One されたい。
Matthew。Mac geekっぽい。ポテトチップを箸でつかんで食べてそう。(ボクもだが)
Nick。しゃがれ声がイカス!!
Johnnie。バリー・ホワイトばりに声がいい。
これら39のエピソードをシャドーイングして、暗唱しちゃいましょう。かなり英語力がアップします。自身の Mac のスキルがあがるばかりか、英語圏の Mac ユーザとあったとき、さらっとこの知識を開陳することでナメられなくなります。グローバルな時代、英語を話せるだけではだめで、知識武装も必要だ。
こんな調子で「Macworld San Francisco Keynote Address」や「ピーター・オッペンハイマーのスピーチ」もさくっとシャドーイングしちゃいましょう。『声に出して読みたい日本語』ならぬ『声に出して読みたいアップル』です。