さっそく iTunes Store で映画を探してみることにします。おぉ、「アマデウス(ディレクターズカット)」がきてるじゃん! ボクは「アマデウス」が大好きです。生涯ベストワンかも。BS衛星洋画劇場をS-VHSのビデオに録画して繰り返し見たり、中古レコード屋でサウンドトラックLPを買ってきたり。もちろんディレクターズカットのDVDも持っています。オールタイムフェイバリットな映画です。
Mac のiTunesライブラリにある映画をアップルのアプリ「Remote」を使って、Wi-Fi経由でApple TV で再生することができます。 へたっぴな写真は別として、このアプリとハードウェアの連携性がとても心地いいのです。Apple TVに対する批判は十分承知しているつもりですが、それでも iTunes に対する依存が高い、ボクのようなひとにとってはそこそこ満足できるプロダクトだと思います。
肝心の画質に関しては、SDな動画ではまぁまぁいけます。e2 by スカパー並みです。もちろんHDが欲しいトコロですが、SDでも見れないワケじゃない。ファイルサイズも小さいからここは我慢するとしましょう。
***
今回ずいぶん時期外れな気がするけど、Apple TV を購入に至った理由はじぶんなりにいくつかあります。
ひとつには、iTunes ライブラリを自分なりに充実させてきたことです。音楽はもちろんですが、映画や動画ポッドキャストをライブラリに入れて Mac や iPhone で楽しんでいます。とりわけ iPhone に映画をいれて見るのが面白い。「Wall E」のような面白い映画を見逃さないで済みます。これを自宅のダイニングでも実現させたいなぁと思うに至りました。
いまひとつには、液晶テレビを活用したいと思ったことです。主従逆転してるっていわれるかもしれないけど、AQUOSを買ったのは、ゆくゆくはApple TV に繋げるためだったんです。じじつ、この数ヶ月テレビのスイッチを入れてなかった。この前テレビを見たのは福田首相の辞任会見そのときだけです。さらにその前につけたのは覚えていない。電源すら抜いて隅っこに放置していました。でもせっかく買ったテレビだし、活用したいよねと思いました。そこで Apple TV ですよ。
iTunes にあるコンテンツを、Mac でももちろんだけど、iPhone/iPod touchや Apple TV でも楽しめる。すごくいいアイデアだと思っています。そこへきて、Apple TV は「Remote」でちょっと息を吹き返しました。まだまだ改善点は大いにあると思いますが、Apple TV は iTunes にごっそり音楽やビデオをいれているひとにはアピールすると考えます。