ついに MacBook Air を手に入れることができました。Early 2008、US キーボードモデルです。2008年1月に行われた MacWorldの基調講演で華々しくデビューを飾った MacBook Air は、ほかの多くのアップルファンと同様すぐに所有したいという気持ちに駆られましたが、諸事情によりすぐに購入するには至りませんでした。しかし今回ようやく購入することができて、とってもうれしい限りです。
今回入手した MacBook Air は前のモデルですから、現行機と比べると見劣りします。Apple Store 銀座の店員さんの話によれば、現行のSSDモデルは、起動が25秒ぐらいだそうで、この数字は HDDモデルの半分だそうです。現行機種はグラフィック周りを含め、細かなところで改善がなされているわけです。
一般にエレクトロニクスデバイスは、生モノと考えていいです。古くなればなるほど鮮度は落ち、価値は減じます。だから今回 MacBook Air の新品を15.8万円で安く買えたけれども、価格相応であるとも言えます。
しかしボクは、薄くて軽い MacBook Air のルックスこそ本質だと捉えました。この機動力はスペックシートにはあらわれないけど、自分のコンピューティングライフにパワーになると思ったのです。
先日、電車に乗りながら、偶然オンラインの Apple Store を iPhone で見ていたところ、ディスカウントで出ていた MacBook Air を発見しました。旧モデル新品は Apple Store にたまーに出ます。2分ぐらい逡巡し、[Buy Now] をポチっと押してしまいました。電車に乗りながら高額な買い物は初めてです。
Mini Display Port、HDDの容量、4本指スクロールなどなど、現行機と比較して気になるところはもちろんあります。。でもおこづかいを貯める時間をかけるよりも、購入を優先したほうがいい。そういう判断を下した2分間でした。
MacBook は1280 x 800 という画面サイズで、編集作業をするには比較的小さいので、面倒です。いっぽう以前使用していた iMac は 1680 x 1050 という大画面で使いやすかったのは事実です。
しかしながら、MacBook はホームユースでは必要十分という結論に至っています。(ボクは、MacBook (アルミ) は、Mac の新規購入希望者にとって、真っ先に購入検討されるべきマシンだと考えています。そして、もっと大きな画面が欲しければ、MacBook Pro なり、iMac を選べばいいと考えています。)
そして、MacBook Air の欠点であるパフォーマンスを MacBook (アルミ) を使うことで補おうと考えたのです。ムービーや音声の編集作業は、MacBook で行う。いっぽう、(ふだんよく扱う)テキストやiWorkなどは MacBook Air で行う。そういう役割分担をしようと思ったんです。
3. iPhone は最高の閲覧マシン。モバイル環境で入力を補完する MacBook Air。
Apple ファンならみな iPhone に関心があると思います。ボクも発売日当日に手に入れたクチ。iPhone の再生能力には素晴らしいものがあります。音楽や動画は iPod 譲りの使いやすさ。メールや Safari は Mac OS X なみに綺麗で、わかりやすく扱える。しかもパソコンとは違って、iPhoneはネットにつなぐのに何も考える必要がない。勝手に 3G ネットワークをみつけて、つながってくれる。最高です。
しかし、何かを入力するということになると、iPhone は機能が弱いです。日本語の入力は OS のヴァージョンアップにより改善されましたが、あいかわらずコピーペースト機能がないし、ブログのような長文を書くには適さないのではないか。また表計算は、アプリはあれど、画面が小さく表現力に欠けてしまいます。
Mac は、たぶん一台でなんでもやろうと思うと行き詰まります。手軽に持ち歩ける Mac として MacBook か MacBook Airを、がっちり編集できるマシンとして MacBook か MacBook Pro か iMac を、それぞれ1台ずつチョイスすると、グンと扱いやすくなるのではないかと思っています。