ケーブルの色をとってもそうです。真っ黒で、妙な字が書いてある。まるで工事現場みたいです。さらに、わが家にある NTT の光ルーターに付属した LAN ケーブルなんて、アメリカのお菓子のような緑色なんですよ。オフィスじゃないっつーの。こんな色のあう家なんて、ないです。メーカーはデリカシーがなさすぎです。
しかし、ポータブル型 Mac は線をつないでも、ケーブルがスラッとして、白くて、自己主張しないデザインですので、気になるということはありません。こういうところがすごくいいと思います。iMacもそうだ。電源ケーブルひとつあれば、それで簡潔。そのシンプルさがたまらなくいい。
さらに、ポータブル型 Mac はバッテリー駆動すれば本体だけで完結します。ボクは MacBook Air はいつも電源をはずして使っています。まるで iPod みたいに使っています。夜寝るときに充電して、朝外して持っていく。この感覚が気に入っているんですよ~。この感覚に慣れてくると、有線いらないじゃん、使いたくないって思えてきます。iPhone/iPodもすばらしいけど、線をなくして、無線で同期してくれたらどんなにいいだろうと思います。
コンピュータは電源ケーブルが必要なので、そこは譲れません。しかし「マウスはBluetooth にしてみよう」とか、「音楽は Air Tunes で飛ばして、もっといいスピーカーで聞いてみよう」とか、「印刷は AirMac Extreme に USB 接続したプリンタから出してやろう」とか、「写真は Eye-Fiで取り込んでやろう」などといった、いろいろな無線の活用法がすでにあります。これらをつかうと、ちょっとうれしいもんです。たいそうなうれしさではないんだけど、ちょっとした便利さがスマートでいいかんじです。