私が、大型コンピューターではなく、パーソナルコンピュータに取り組んできた理由は、それを使いやすいものにしたかったからです。でも今日のMacintoshやWindowsは、このWindowsというのがMacintoshよりもさらに悪いのですが、昔の大型コンピューターと同じように、使いにくいモノになっています。もっとシンプルにしなければなりません。「computer for the rest of us (普通の人のためのコンピューター)」という思想は忘れられ、再び「computer for the specialist (専門家のためのコンピューター)」になってしまったのです。そこで私は、新しいプロジェクトに取り組んでいるのです」 柴田文彦、2004年『Macintosh Museum』91ページ、株式会社アスキー
この発言を踏まえるならば、テクノロジーに関する専門知識を有さなくても、Macを楽しむことができる(べきだ)といえると思います。それが Mac のいいところなのは周知のこと。