『iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏』

どうも、Jack です。

西田宗千佳 著『iPad VS. キンドル 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏』を本屋さんで購入し、読みました。

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この本の目次は次の通りです。

序章 はじめに~eBookはコンピュータの夢だった~
第1章 キンドル・インパクト!
第2章 キンドルのライバル、ソニーとアップル
第3章 eBookへの長い道
第4章 eBookのビジネスモデルとは~アメリカの場合~
第5章 日本はどう「eBook」の波に乗るのか
(付録) キンドル購入から利用までの手引き



著者のイイタイコトを箇条書きにしてみました。

序章のイイタイコト「アメリカの電子書籍はすごいよ
第1章のイイタイコト「アマゾンのキンドルはすごいよ。いろいろと。ソニーも昔にたようなことやってたね
第2章のイイタイコト「USソニーの野口さんにソニーリーダーのすごさを聞いたよ。キンドル・ソニーリーダーに比べてiPadは多機能だってよ
第3章のイイタイコト「電子書籍って今に始まったことじゃないよ。いろいろ懐かしいこと、あったなあ(遠い目)
第4章のイイタイコト「日本と違ってUSは再販制度がないからいろいろビジネスモデルが考えられるよ。アップルの社員にちらっと話聞いたよ
第5章のイイタイコト「アップルが大谷和利さんのブックアプリを拒否して、まじひいた。2010年10月アマゾンがなにかするかも?!
(付録のイイタイコト) 「こうやってキンドルを買うといいよ。

***

個人的な感想ですが、電子書籍についていろいろ参考になりましたが、どこかで聞いたような内容を改めて一冊の本にした感じです。筆者独自の視点がとぼしく、筆者の考えも生煮えのような印象をいだきました。取材もUSソニーの野口さんばかりでてきて、共著かと思いました。USの電子書籍についてとりあげるのであれば、現地の出版社の担当者に数多くあたって取材すべきでは? どこかの伝聞情報ばかりが再掲されており、リアリティに欠けました。

「iPad VS. キンドル」という書名も偽りで、iPadの記述は、表面的なことしか書かれていませんでした。こういうのを釣りというのではないでしょうか。「ソニーリーダー VS. キンドル」といったほうがより正確な気がします。iPadについて、たとえばiBookStoreの舞台裏など、詳細な情報を得たい読者は肩すかしをくらうことでしょう。

今回ちょっと辛口でスミマセン。扱ってるテーマはすごくいいと思うんです。今年は電子書籍がぐっと盛り上がると思うからです。タイムリーな出版で、その意気は買います。この本はキンドルを褒めていて、ボク自身さわったことがないので、大変興味をそそられました。しかし、この本は内容の掘り下げが足りませんでした。

★★。




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