薄くて軽量な MacBook Air は割り切りのデザインでできています。「Air」だから光学ドライブがついていません。もしこのマシンでCDで音楽を聴いたり、DVDの映画を観たいという場合は光学ドライブが必要です。そんなときは「MacBook Air SuperDrive」があると便利。このドライブをMacBook Air のUSBポートにつなげば、CDやDVDを再生できます。また「Adobe Photoshop Elements 9」などのDVDに収められたソフトウェアをインストールするときは、このSuperDriveがあれば楽にインストール作業を進められます。
しかし「MacBook Air SuperDrive」がなくても、工夫することによって、インストール作業ができることもあります。本エントリでは「MacBook Air SuperDrive」を使わないでMacBook Airにソフトウェアをインストールするいくつかの方法について考察したいと思います。
1. Mac OS X の DVD または CD 共有機能を使う
もし今回購入した MacBook Air が2台目の Mac だとしたら、きっと1台目の Mac には光学ドライブがついていることでしょう。あるいはすでにDVD/CDドライブ搭載のWindowsマシンをお持ちかもしれません。これらのマシンの光学ドライブを共有することができます。Mac OS X にはさまざまな共有機能があり、実によくできているのですが、同じネットワークにある Mac や Windows PC の光学ドライブを借りて、リモートで使用することができます。
たとえば我が家では TimeCapsule の 802.11n のワイアレスネットワークに MacBook Pro と MacBook Airがぶら下がっています。「iWork '09」を MacBook Air にインストールしたいと思ったとき、MacBook Pro 側の システム環境設定 > 共有 > DVD または CD 共有 にチェックをいれると、MacBook Air から MacBook Pro のSuperDrive へアクセスできます。これが拍子抜けするほどに簡単なんです。この辺がアップルの真骨頂ですねぇ~。
先月後半、マイクロソフトが Microsoft Office for Mac 2011 がリリースしました。これが実に評判がいい。Office for Mac 2008 に比べて起動が速くなったそうです。2008は評判がさんざんでしたから、ボクもぜひ最新バージョンをゲットしようと考えています。Microsoft Officeは MacBook Air にはぴったりだと思いますね!
Mac App Store でどのようなソフトウェアが販売されるのかはまだわからないのですが、iWork, Aperture, Logic Express, Microsoft Office, ATOK 2010 などはストアに並んでおかしくないのではないでしょうか。
先日の Apple のスペシャルイベント「Back to the Mac.」において、最も重要な発表のひとつは「Mac App Store」といっていいでしょう。これがあれば既存のパッケージソフトウェアはこのオンラインストアを意識せざるを得ず、完全になくなりはしないにせよ、次第に縮小する傾向に向かうのではないでしょうか。
iPhone/iPod touch/iPad 用のApp Storeの優れたところのひとつは、ランキングです。ほかのユーザがまさにいま最も注目している App がたちどころにわかります。ぜひこの仕組みが Mac にも欲しいです。これまでのオンラインソフトウェアはAppleのサイトや、Macな雑誌、ブログなどでしか知ることができませんでしたが、まだまだ知られていない素晴らしいソフトウェアがあるはず。それをMac App Store を通じて、試したり購入したりしてみたいと考えています。
本エントリでは、「MacBook Air SuperDrive」を使わないでMacBook Airにソフトウェアをインストール方法として、1. Mac OS X の DVD 共有機能を使う方法、2. ディスクユーティリティでイメージ化する方法 3. ソフトウェアをイメージで購入する方法の3つについて述べました。