新しい iPad の魅力 (2) 音声入力

どうも、Jack です。

新しいiPadの魅力について語るシリーズ、第2弾です。

第1弾においては、Retinaディスプレイの採用によって標準アプリが格段に使いやすくなったという点について述べました。

さて今回は音声入力について取り上げます。新しいiPadの音声入力機能が実に使いやすいのです。

音声入力という技術はこれまでにもありましたが、認識の精度が甘かったものが多いような印象です。しかし「意外に使えるな」と思ったのが、Nuance Communications社の「Dragon Dictation」というiPhone向けアプリ。ボクはアップルストア銀座のシアターでお兄さんがプレゼンしていたことをきっかけに使ってみたのですが、このDragon Dictationは日本語をかなりの精度で認識してくれました。

はっきりと裏が取れてる情報ではないので、たぶん、と申し添えますが、iPhone 4Sに搭載されている Siri は、たぶんこのNuance社の技術を採用しているのでしょう。そして新しいiPadの音声入力機能もまたおなじ技術ではないかと勝手に想像しています。

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iPhone 4Sに搭載されている Siri も新しいiPadも、Dragon Dictationと同様に日本語の音声をよく認識してくれます。これは実用に足るといっていいレベルです ^^

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ボクはこれまで iPad を使用してきて、弱点の一つは日本語入力ではないかと常々考えてきました。たとえば Mac であればキーボードがあります。iPhone にはバーチャルキーボードがあり、フリック入力があります。いずれも入力に手間取るということがありません。

たほう iPad は、バーチャルキーボードをもちろん備えているのですが、日本語入力がなんとなくしづらいなという気がありました。英語はわりとすんなり入力できます。この違いはどこからくるのでしょう?

たとえば次の画像をご覧ください。

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これは今年1月にニューヨークで行われたアップルの教育向けイベントで流されたビデオの中の一シーンです。子どもたちが達者に iPad にテキストを入力しています。学びの場にiPadが普通にとけ込んでおり、ノートも普通にとれそうです。これをみて「英語を使う人たちは iPad での入力になんら支障を感じていないんだな」と思いました。と同時に、自分としてはiPadでの日本語入力が Mac や iPhoneほど速くできないでいるので、苦手意識を再認識させられた次第です。

ところが新しいiPadでは音声による入力がすばらしい精度で可能です。また漢字変換もかなり有効です。誤作動もあっていいはずなのに、けっこう満足のいく結果を返してくれます。これは脱帽です。

このように優れた音声入力があるので、ボクは新しいiPadではほとんどの場合日本語を音声で入力しています。iPadの外付けキーボードとして、ワイアレスキーボードなんてもういりません。

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さて日本語による音声入力の実例をお目にかけたいと思います。この機能を使って何を行うか。OSレベルでこの機能が実装されているのですからどんな状況でも使えるわけですが、たとえば アップルの iWork のひとつである「Keynote」で音声入力を使うと簡単にプレゼンテーション資料が作れます。

例としてスマートフォンケースを紹介するプレゼンテーション資料を作ってみました。

これは最近ボクが買った iPhone ケースです。メーカーは「スマートフォンケース」としているので、それに倣っています ^^
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iPad に向かってしゃべるだけで、きわめて短時間のうちにプレゼンテーション資料ができました。上の資料においてキーボードで修正した箇所は一箇所もありません。すべて声による入力のみで作れました。(、や「」も音声です)

人間が思ったことを声を通じてダイレクトに入力できます。キーボードや漢字変換などというわずらわしいものを経る必要がありません。これはマジックですよ!

こんなことをしていたらふと、ウディ・アレン監督の映画「マンハッタン」(1979)を思い出しました。映画のラストシーンちかく、主人公のウディ・アレンが自分の思っていることをテープレコーダーに録音するシーンがあります。

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ここは主人公がマイクに向かって自分の心情を吐露している場面です。別れた恋人であるトレーシーの顔を思い出す、とテープに吹き込んでいます。

この映画から30余年が経過した現在。いまでもテープに録音、あるいはAIFF/WAVなどに録音することもできますが、iPad に語りかけてやることも自分の考えや内面を整理するのに有効な方法だと思います。そうすれば自動で日本語入力してくれます。そうすればあとから加工することも、検索すること可能です。iPad のKeynoteに語りかけて、Keynote をマインドマップツールのように使ってもいいかもしれないですね!

以上、新しいiPadの魅力として音声入力とその実例を取り上げました。










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